助産教育会では、助産師外来のスタート、スタート後のフォローアップを積極的にサポートしています。すでに開始して数年経っていても、お気軽にご相談ください
助産師外来の定義
外来において、医師に依存することなく助産師が主体的に産科外来業務を行うこと
(実践から学ぶ助産師外来・・江角二三子著より)
妊婦・褥婦の健康診査並びに保健指導が助産師によって行われる外来をいう。
*外来における実践内容を示す標記が望ましいため、「師」はあえてつけない。
*助産外来の目的・実際の業務内容は各施設によって様々
(院内助産システム ガイドブック 遠藤俊子他 医歯薬出版より)
産科医・助産師が少ない中で、今後、産科診療所における診療の質が低下することなく、分娩を継続して取り扱うためには、医師・助産師・看護師の特性を活かしたより効率の良い、業務分担と連携が不可欠になります。当法人では、助産師外来の開設や、継続支援を積極的に行い、医師と助産師、看護師の「協働」を推進していくことを大切にしています。
助産師外来をスタートするコツ
☆ はじめから、全部助産師でやろうとしない!
☆ 外来でいきなり超音波を妊婦さんには難しいのは当然!
☆ 若いスタッフだけで始めない!(ベテランも巻き込もう)
☆ お産がなくて落ち着いているときは、医師の超音波をのぞいてみる!
☆ 超音波は、解説してこそ意味がある!
☆ 妊婦は、助産師の妊婦健診で「順調ですよ。」に安心する!
☆ 保健指導は、健診の流れの中からおこなう!
助産師による妊婦健診
「助産師外来」研修スケジュール
STEP1:「指導者と共に学び、行動する」
傍で見て、覚え、助産師外来の流れを知る
STEP2:「指導者の判断のもとに実施①」
指導者のもと、妊婦健康診査をすることが出来るようになる
STEP3:「指導者の判断のもとに実施②」
指導者のもと、超音波検査をすることが出来るようになる
STEP4:「自分でやってみる」
自己で判断をし、指導者に適切に報告が実施できる
STEP5:「研修卒業」
自己で判断をし、実行できるギャラリー
今まで、助産師による妊婦健診や、個別の助産師外来を実施したことがない施設では、不安が大きくあると思います。代表が長年所属した、さくら産院でも同じでしたし、他の施設でも一緒です。最初の一歩がスムースに踏み出せるように、サポートをしています!
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